「DX」の時代
あらゆる産業で「DX」(デジタル・トランスフォーメーション)の波が押し寄せる−そんな時代になってきました。
DXはビジネス環境の激しい環境において、データ・デジタル技術を活用しながら、顧客や社会ニーズをふまえた上で戦略的優位性を獲得することだとされています。
そのような中でただ単にデジタル化を進めるだけで功を奏すものではないことは、既に多くの企業が気づき始めています。
DXは単にデジタル化を推し進めるデジタライゼーションとは異なり、変革のポイントは製品・サービス・ビジネスモデル、業務そのものや組織・プロセス、企業文化や風土まで多岐に渡ります。
しかし、その複雑な変革はどこから手をつければ良いのでしょうか。
そこでまず知りたいのが「自社はどれだけD X化されているのだろう」ということですよね。
そんな企業様に朗報です!
経済産業省より発表されている「DX推進指標」というものがあります。
DX推進指標とは?
「DX推進指標」とは、DXを指標項目として企業が診断できるもので、
1. DX推進のための経営のあり方、仕組みに関する指標
2. DXを実現する上で基盤となるITシステムの構築に関する指についてそれぞれ定性と定量の観点からのチェック項目となっています。
回答は最初にアカウント登録が必要となりまが、IPA 社会基盤センターから提供されているこちらのURLから行います。10月31日までに回答すると診断結果だけではなく、令和3年版のベンチマークの速報版が11月中頃に送られてくるので、まさに取り組むなら今!ですね。
https://www.ipa.go.jp/ikc/info/dxpi.html
下記のページでは、毎年公表される自己診断結果の分析レポートが掲載されており、昨年のものです。レポートによると回答は製造業が最多となっており、各項目についての分析結果が掲載されています。製造業における「DX」には各企業が高い関心を持っていることがわかりますよね。
https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/20210614.html
毎年9月・10月は「DX推進指標」の集中実施期間ということで、是非取り組まれてみてくださいね。
弊社は3,000工場以上の自動化に取り組み、300名以上のエンジニア体制でFA〜IT・物流に至るまで一貫して行える「製造業DX」のプロフェッショナルです。
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[参考]
DX推進指標について
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html