連載:ロボットSIerはどう考える!?「2050年の日本の未来(ミライ)」 [第2話/全3話]

連載:ロボットSIerはどう考える!?「2050年の日本の未来(ミライ)」 [第2話/全3話]
  • この記事は弊社の公式Instagramにて2021年5月26日に公開したものです。そのため文脈等で分かりづらい点もあるかと存じますが、予めご了承ください。

連載:ロボットSIerはどう考える!?
「2050年の日本の未来(ミライ)」
[第2話/全3話]


さて、先月の本コーナーでは日本の人口動態の変化による社会構造の変化について触れさせて頂きました。

1990-2000年をピークに人口曲線は下降の一途を辿り、高齢化による生産年年齢人口が2050年には約50%まで落ち込むという予測が政府によって立てられています。

人口も増え、生産年齢人口比率も高ければ、経済成長が望めるのに、こうなってしまっては打つ手はないのか、、。

ちょっと待ってください!
考え方を変えれば良いのです。

物理的に人口が少なくなり、生産力が少なくなるのであれば、「人」以外での生産力を高めるしかありません。

ここで下のスライドを見てみましょう。
これは産業革命の簡易的な歴史です。



まず、第一次産業革命では蒸気機関車や石炭を動力とする軽工業の発展により、モノの大量生産・高速輸送が可能になりました。また、人の移動も効率的になりました。

次に、第二次産業革命では石油や電力をエネルギー源とする鉄鋼・機械・造船などの重工業や化学工業中心となり、より大量生産・大量消費が確立しました。

そして次に弊社の事業ドメインでもある、第三次産業革命としての自動化。電気やITシステム

を使い、単純な作業をロボットが行うことによって生産効率を向上させます。

最後に今真っ只中と言われる第四次産業革命。第三次との違いはと言われると、AIやビッグデータを活用したり、ロボットが学習することによって、人の介入を最小限にします。

お分かりの通り、第三次革命、第四次革命と進むにつれ、人が少なくても生産力を向上するということが可能になるのです。

少し未来が拓けたでしょうか。次回はロボットSIerの活躍とまとめについて述べたいと思います。


参考資料:経済産業省「2050年までの経済社会の構造変化と政策課題について」(平成30年9月)

(FA.COM編集部)


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