FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)と日本ロボット工業会による「2022ロボットアイデア甲子園」の栃木大会、最終日の2022年9月3日(土)は「発表会」と称して、栃木県小山市のスマラボ小山でのプレゼンテーションがありました。当日の様子をお伝えします。
最優秀の座を競って2人がプレゼン
参加した6人が初日に提出したアイデアは、審査委員によって書類による1次審査を受けました。今回は全体の参加者数が少なかったこともあり、発表人数を絞って厳選された3人がこの日の最終審査に進みました。ただ、うち1人は都合により出席できなくなったため、2人で最優秀の座が競われました。
弊社の飯沢努専務による開会の挨拶。「昨年の大会では全国大会がコロナで中止になった。今年の最優秀の方には昨年の分の思いも一緒に全国大会で頑張ってほしい」と参加者を激励し、業務で出席できなかった飯野英城社長に代わって審査員の一人を務めました。
最終審査に進んだ2人のアイデアは、農業や回転寿司店でロボットを活用するというものです。1次審査の時点からさらにアイデアを深掘りして、想定価格や仕様に至るまで具体的な形にまとめることを求められました。それぞれスライドを使って、狙いや込めた思いなどをプレゼン。どう効果的にアピールするかも採点の対象となります。
プレゼンが終わるごとに審査員との質疑応答があります。2人とも具体的なニーズに基づいたアイデアである点が評価される一方、やりとりを重ねる中でアイデアの方向性や特徴がより具体的になっていくことも。更なる改善点についてアドバイスを受けるなどしていました。
質疑応答が終われば審査員は採点です。最終審査の審査項目は創造性、社会性、実現性、市場性、アピール性、表現性の六つ。優劣つけがたいだけに難しい作業となりました。
いざ、全国大会へ
最終的に1次、2次審査の合計点で争われ、最優秀(栃木県知事賞)の参加者に賞状と記念品が贈られました。2023年1月28日に大阪工業大学梅田キャンパスで開かれる予定の全国大会に出場します。
全日程終了後、スマラボ小山で記念撮影しました。全国大会、ぜひ頑張ってください!
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