ロボットSlerにまつわる用語をご紹介いたします。
今回は「数字・アルファベット」からはじまる用語を、ピックアップして解説いたします。
3
3PL
3rd Party Logistics、スリーピーエル。物流業務の一部または全部を他社に委託すること。物流サービス水準の向上や物流コストの削減が目的で、総合的な物流システムの設計・運営・管理までを長期的な契約関係のもとで委託する。
5
5G
第5世代無線移動通信システムの略、ファイブジー。高速・大容量化、超多数端末接続、超低遅延、超高信頼性が実現する。IoTの普及に役立つと期待されている。
A
AGV
Automated Guided Vehicle、無人搬送車。工場などで使う移動台車のこと。床面に張られた磁気テープ上を走る「磁気誘導方式」や、カメラで周囲を認識する「画像認識方式」、レーザーセンサで周囲を認識する「レーザー誘導式」などがある。
AI
Artificial Intelligence、人工知能。コンピュータで、人間と同じような学習や判断、推測などの知的能力を再現するシステム。
C
CAD
Computer Aided Design、キャド。コンピュータ支援設計。コンピュータを使って設計するシステム。二次元CADから三次元CADへの移行が進んでいる。
CAE
Computer Aided Engineering、シーエーイー。コンピュータを使って製品の設計・製造や工程設計の事前検討などを支援するシステム。
F
FA
Factry Automation、エフエー。コンピューター制御技術で自動化された機械や産業用ロボットなどを使って、工場を自動化すること。または自動化に使われる機器のこと。
I
IaaS
Infrastructure as a Service、イアース。システムに必要な仮想サーバをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、Web上のサービスとして提供すること。
IoT
Internet of Things(モノのインターネット)、アイオーティー。世の中に存在する機械や機器などさまざまなモノがインターネットでつながり、複数の情報をやり取りすることでインタラクティブに制御する仕組み。
IP規格
防塵、防水性などの耐環境タイプを等級に分類した国際規格。耐水性や耐粉じん性がわかるようになっており、IP68だと完全な防じん構造で水面下で使えることを表す。
ISO
国際標準化機構(インターナショナル・オーガニゼーション・フォー・スタンダーディゼーション)の略。国際規格を定める団体で、スイス・ジュネーブに本部を置く。
J
JIS
日本産業規格(ジャパニーズ・インダストリアル・スタンダード)の略。ロボットも含めた、日本の工業製品に関する国家規格を定めている。
M
MaaS
Mobility as a Service、マース。サービスとしてのモビリティ。バス、電車、タクシー、シェアサイクルなどさまざまな公共交通機関を、ITを用いてシームレスに結びつけ、生活者が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステム。
MES
Manufacturing Execution System、製造実行システム。生産工程を管理する統合生産情報システム。製造工程の状態の把握、管理、作業の指示や支援を行う情報システム。上位システムと生産ラインの各製造工程、生産設備と連携し、作業手順管理、入荷・出荷、品質、保守などに活用される。
O
ORiN
オライン。さまざまなメーカーのロボットやPLC、NC工作機械などを連携して操作できるソフトウェア。日本ロボット工業会の提唱で開発され、ORiN協議会が推進している。
P
PaaS
Platform as a Service、パース。アプリケーションが動くためのハードウェアやOSなどのプラットフォームをWeb上のサービスとして提供すること。
PLC
Programmable Logic Controller、ピーエルシー。あらかじめプログラムで設定した手順に従って、工場設備や機械装置などを自動制御する装置。プログラムを書き換えることで制御の内容を変えられる他、産業用ロボットと他の機器との連携にも使われる。
S
SaaS
Software as a Service、サース。サービスとしてのソフトウェア。クラウドで提供されるソフトのこと。