オフィスエフエイ・コム(本社:栃木県小山市、飯野英城社長)のグループ会社であるロボコム・アンド・エフエイコム(本社:東京都港区、天野眞也社長)の新工場が福島県南相馬市に完成し、6月28日オープンしました。ロボットを使った変種変量生産に対応できる生産ラインを具現化したスマートファクトリーで、システムの構築には弊社の技術も導入されています。南相馬復興工業団地内にある3.6ヘクタールの敷地で2020年6月から建設を進めていました。
【ロボコム・アンド・エフエイコム南相馬工場施設概要】
加工工場: 延べ床面積 3104.12㎡
本館: 延べ床面積 1701.25㎡
1階:展示場、会議室、倉庫
2階:事務所(50人)、ラボ、食堂
研修施設: 延べ床面積 1151.03㎡(35人収容)
住所: 福島県南相馬市原町区萱浜
28日に現地で開かれた開所式では、式典後に出席者向けの見学ツアーがありました。
式典の会場にもなった加工工場は、製造業に憧れる若者を増やしたいとデザインにもこだわり、工場内は赤と白を基調に色調が統一されています。
工場に入ってすぐの大物加工エリアには、見上げるような大型の加工機が並びます。一番大きな加工機は、車体の金型など、3メートル×2メートルの大きさの硬いものが削れるタイプ。いろいろな向きからの力に耐えられるよう門形の構造をしています。
隣の加工機は最大1.5メートル×1.5メートルのさまざまな材質を削ることができます。加工中に次の作業の段取りができるよう、回転するテーブルがついているのが特徴です。その隣は、自動で工具を替えながら金属を削ったり穴を開けたりするマシニングセンタや、砥石で金属を削る研削盤などが多数並ぶ小物加工エリアになっていました。
開所式レポートの第2弾は後日公開致しますので、乞うご期待!
(株式会社オフィスエフエイ・コム ライター・竹花 周)